子供が成長する過程で感じたのは喜びと寂しさだった

生まれて数年は、ちょっとずつ大きくなる事に喜びながらも、大変さが勝ってました。

2歳くらいになってくると大分落ち着いてきて、言葉のコミュニケーションの少しづつとれてきて、めちゃめちゃかわいい時代ですね。

あまりにも可愛いので、これ以上成長してしまう事に物凄い寂しさを感じてました。

このまま成長していく過程を見る喜びと、このまま成長が止まってほしいと思う寂しさが混ざり合ったのはそれまで経験したことない感情でしたが、みんな感じてるんですかね。

ゲームのセーブみたいに、1年単位でセーブしておけたらどんなにいいだろうかとその時は思いました。

そんな技術がこの先出てくるのかもしれないですね。

多少高くても買ってしまうと思います、たぶん。

3人兄弟で、3人とも同じくらいかわいいのだが、この寂しさを強く感じたのは、長男だったかな。

長男がとびきり可愛かったのか、2人目からは慣れてきてしまうのか。

喜びと寂しさの混ざったあの気持ちもだいぶ忘れかけていて、それもまた寂しいですね。

脳の研究が進めば、気持ちの保存とか、過去の気持ちのロードとか出来るようになるのかな。

そんなことができたら初心をいつも思い出す事ができるし、モチベーションもいつでも高く維持できるし、精神病も一撃でなおるんじゃないかしら。

少し前に「AIの遺伝子」というアニメで、

近未来で電脳のヒューマノイドが人格を持って、人間の様に共存しているSFなんですが、

電脳にバグが発生したので、直近の記憶に戻しましょうって話がなかなか興味深かったです。

直近の自分の記憶なのだから、それはもちろん自分だって話なんですが、

果たしてその記憶を入れ替えた人は本当にその人なのかって言われると、なんか違和感というか、

もし自分が過去の記憶セーブしてあるから戻しましょうってなったら、

戻した後って、本当に自分なの?って感じですよね。

いや~、自分がもし受けられるとしたら、めちゃめちゃこわいです。

なので、過去の素晴らしい感情や気持ちを保存しておいて、ロードするっていうのは、

できる技術が開発されたとしても、相当怖いんだろうなと。

忘れて行ってしまうから、良い感情も悪い感情も、その時しっかり噛みしめていくのが、

良い人生にするコツなのかもしれない。

話が散らかりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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