ロバート・キヨサキ「金持ち父さん貧乏父さん」に出てくる一節にこの言葉がありました。
「教えよ、さらば与えられん」
与える事から始めれば、それが帰ってくるくらいの意味で理解していたのですが、それは浅かったようです。
著書のなかでも『この本で読んだほかのことはみんな忘れたとしても、ぜったいに忘れないでいてほしいこと』として記載されていたので、それほど重要な考え方なんですね。
金持ち父さんと貧乏父さんの考え方の違いから、今後の行動を変える学びがありましたので、ご紹介していきます。
金持ち父さんと貧乏父さんの考え方の違い
どちらの父さんも与える事についてはポジティブなのですが、
決定的な違いは、自分に余裕があるかどうかでした。
貧乏父さんの口癖は「よぶんなお金が出来たら、人にもあげる」
もちろん、そんなお金はいつだって無かったと続きます。
自分が満たされた後に与える順序なんですね。
金持ち父さんはその逆で、自分に何かが足りないとか必要だと感じたときに、まず、それを人に与えるという事だそうです。
お金が足りなくなると教会や慈善事業に寄付をする。それが金持ち父さんのやり方だった。
この文読んで、私の頭にはハテナが浮かびました。
お金が無いときにお金を寄付する様な、何か足りない時にそれを与えると、必ず増えて帰ってくるのだそうです。
いったいどういう仕組みなんでしょう。
このことは友情、微笑み、愛情などにあてはまる
お金で考えると、なんだか理解が出来そうでできないのですが、
友情や愛情で考えると確かに納得できました。
愛情が足りてないと思うなら、自分から愛情を与える事で帰ってくるとか、微笑みも同じですよね。
自分から笑顔で挨拶する事で、相手からも笑顔で挨拶してくれる様になる。
お金について学びたければ、だれかにそれを教えてあげることだともあります。
確かに、お金について発信していれば、お金にまつわる情報が集まってくるのも納得ですね。
自分が不足していると思う事を、まず相手に与えるという考え方、不足している方から与えるって、今まであまり考えたことなかったので、衝撃でした。
しかし、お金が不足しているのに寄付すると増えるってところが、まだ腹落ちできてないんです。
与えたのに帰ってこない!それは見返りを期待しているから
与えれば必ず増えて帰ってくるって、バレンタインデーみたいですね。
バレンタインデーはすごい割のいい投資だなと昔から思っていました。
しかし、与えたのに帰ってこないってのは困りますね。計算がくるってしまいます。
本書では、帰ってこない、もしくは戻ってきたものが自分の欲しいものとは違ったという場合、それは最初から何かが欲しくて、それが目的で与えているからと記載されています。
なんてこった。
「教えよ、さらば与えられん」とまで言っておいて、見返りを考えてはいけないと。
これはなかなかハードルが高いです。
そんな見返りを期待してなかったとしても、0は無理じゃない?ちょっと脳裏をよぎったりするのが人間なんじゃない?と思ってしまう私は、まだまだなんでしょうね笑
まとめ
人に教えるとか、与えるという行為は、教える力を持っていて、余裕があってみたいな偏見を持っていました。
自分が足りないから、自分が教えて与えるという考え方は今までなかったので、とても印象的です。
私は大勢のチャットが苦手で、レスがあんまり無かったりすると「送らなければよかった、、」なんて気にしてしまったりするのですが、
つまり、レスが不足しているなら、自分からレスをしまくろうって事なんですね!わかりました!
という事で、不足している事を敢えて与える行動でどう変わるのか、これから意識して試してみてはどうでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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