私は2年ほど前に関東から九州に移住しました。
移住するまでには、説明会に参加したり、実際に現地に行ったりと、少しづつ情報収集していましたが、コロナが始まり、モチベーションも下がってたりで一旦ストップしてしまいました。
その後コロナが落ち着いてきた辺りから再燃、なんとか移住までたどり着きましたが、特に移住先はうまく絞らないと選択肢が多く、なかなか決められませんでした。
この記事では、移住先を絞るためのコツを中心に移住関連の話題を書いていきます。
移住先を絞るために必要な軸
移住となると、移住先をどこにするかを決める必要がありますが、優柔不断な私は調べれば調べるほど決められなくなりました。
移住の準備が長くなるほどモチベーションの維持が難しくなりますので、移住を実行に移すスピードを出すために判断基準が重要になります。
移住先の軸を設定するコツ
・とにかく書き出してみる!
頭の中でぼんやりしているイメージを言語化していく事が重要になります。
箇条書きでも文章でも自分の書きやすい形で、頭の情報をアウトプットしていくことで、移住の目的も輪郭が出ますし、軸も見えてくると思います。
アウトプットは、「希望する事」と「これだけは避けたいこと」の両方を書いていくと、より輪郭がはっきりしていきますので、まだぼんやりイメージの方は、是非トライしてみてください。
私が移住先を絞った時の軸4つ
移住先を絞るにあたり、4つの軸を設定しましたので一例としてご紹介します。
私の移住先を絞った軸
1.除雪しなくてよい
2.災害の被害が少ない
3.水がきれい
4.田舎と街のバランス
1.除雪しなくてよい
まずはざっくり方角を決める為に、東西南北を決められる軸を定めました。
私は性格的に、毎度毎度の除雪はちょっと厳しいと考えましたので、南西に絞りました。
2.災害の被害が少ない
次に、地震や津波などの影響や、個人的に富士山の噴火リスクをなるべく回避したいと考え、中国地方、九州地方、四国地方に目星をつけていきます。
3.水がきれい
水がきれいな場所は山側になりますので、海側は選択肢から外します。
4.田舎と街のバランス
ここからさらに絞れたポイントが「田舎と町のバランス」でした。
移住先の視察を兼ねて四国に訪れましたが、たまたま行った先が想像よりも田舎だった印象を受けてしまいました。
田舎暮らしといえど、田舎にもレベルがあり、ほぼ自給自足なところもあれば、便利な街も選択できるのです。
それなりに便利な街で暮らしてきた私は、田舎にもそれなりの利便性を求めていることがわかったのです。
「自然豊か&買い物が便利」というイメージに合致する場所は、ネットではなかなか情報の取得が難しく、実際に行ってみるしか方法がありませんでした。
この時、同時に進めていた持ち家の売却が思ったより早く決まった事で、最後はざざっと決めてしまいましたが、軸があった事でかなり絞れていたので、決められたのだと思っています。
移住して2年、軸はどう影響しているか?
実際に移住して2年たちましたが、今ならどのような軸を設定するか、改めて考えてみました。
移住前と移住後の軸の変化
もともと設定していた軸は、現状でも変わりませんでした。
災害、水、田舎と町のバランスなど、どれも必要な軸であり、いい場所に移住できたなと今も感じています。
しいて挙げるのであれば、九州は暖かいイメージでしたが、移住先は山側なので、想像以上に寒いという事がわかりました。
家も古家で断熱性能がほとんどないので、県の気温だけではなく、ピンポイントの気温を確認する事をおすすめします。
細かい地域の特色が結構ある
住んでみると細かい気になる点が出てきましたので、いくつかご紹介します。
1.地域のグループがある
2.ゴミ捨てが大変
3.小さい子供だけで遊び回る場所が少ない
これですね。
移住するまで知らなかったんですが、地域毎にグループがあり、場所によって結構ルールが違ったりするようです。
私が移住した先も、条会というグループがあり、入らないと近所のゴミ捨て場が利用できません。
最近は加入が任意のところもあるのですが、このあたりのルールは市役所で聞いてもわかりませんでした。
実際に住んでいる方に聞かないとわからない情報になりますね。
また、田舎は子供が自然を走り回るイメージだったのですが(偏見)、車社会なのでとても子供だけを解き放つわけにはいきませんでした。
小さなお子さんがいる方は、広めな敷地のある家か、近くに公園がある家がおすすめです。
移住先どうやって決めた?移住してわかったこともご紹介 まとめ
この記事では、移住先を絞るためのコツを中心に移住関連の話題について書きました。
この記事のまとめです。
・移住先の軸設定のコツは【とにかく書き出して言語化】
・「田舎」にも度合いがある。生活必需品の購入先などイメージする
・田舎には地域ごとにルールやグループがあり、事前調査は難しい
やることが多いので、途中で面倒くさくなってしまう事もあります。
そんな時は目的がはっきりしていると頑張れるものです。
まずは何を優先したいのか、内にある考えを吐出して、納得のいく結果になるといいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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